日本の食67「日本の水」|さくっとフォトエッセイ
- 4 時間前
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水の話。
私の先祖は信州人で、Uターンした両親や親戚たちが上諏訪に住んでいる。
水道を捻ると霧ヶ峰やその周辺の美味しい水が出てくるし、近くに湧水が出ていたりする。
子供の頃は、水道から注いだコップの中の水が気泡で白くなるのが不思議だった。
大人になって珈琲が好きになってからは、
「美味しい水で入れる珈琲は最高に美味しいに違いない。」
と信じていた。
かつてジュネーブに住んでいた時、ヨーロッパは本当に珈琲が美味しくて、お気に入りの珈琲豆をお土産に買い込んで親族に渡した。
美味しい水と豆で淹れた、最高に美味しい珈琲が出来ると思ってワクワクしていた。
でも、親族の反応はイマイチ。
母からは「あの珈琲、美味しくないねぇ」と、まさかの感想が。
そんなはずはない!
実際に行って飲んでみると、いつも飲んでいる珈琲の味とは明らかに違い、薄くて酸味が際立っていた。
何かおかしい。
...そうか、水が違うんだ。
信州の美味しい水は軟水で、スイスの水は硬水。
珈琲に向いているのは硬水🇨🇭の方だ。
急いでエビアンを買ってきて淹れなおしたら、いつもの美味しい珈琲の味になった。
硬水で淹れたときに美味しくなるよう調整された豆を軟水でいれると、こんなにも味が違うとは。
衝撃だった。
もちろん軟水に合わせた珈琲豆を使えば美味しい珈琲になるだろうし、
美味しい軟水で入れるお茶はまろやかで美味しいし、
お酒や地ビールは美味しい水で作ればより美味しく出来上がる。
何事も、適材適所とはよく言ったものだ。
と...徒然なるままに水のお話。






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